“匿名基金A”は、コロナ禍の2020年に、一人の若者が、 “光の当たらない被害者”として取り残されている子どもたちを救いたいという想いから創設したオリジナル基金です。 本基金は、社会的に最も弱い立場にある子どもたちを守る活動に取り組む非営利団体を対象に資金助成を行い、社会的弱者である子どもたちの生命と暮らしと未来を守ることを目的としています。 本基金の第2期助成においては、生命に関わる障害を持ち医療的なケアを常時必要とする、「医療的ケア児」等に着目します。特に、「医療的ケア児」等を支えるために活動する、家族を中心とした当事者による「中間支援組織」(注)に対する支援を行います。 「医療的ケア児」支援の領域における「中間支援組織」が成長し、各地域の多様な組織との連携を図りながら、「医療的ケア児」等を支えるセーフティネットの形成を実現することを通じ、子どもたちの生命と暮らしと未来を守る社会の形成を目指します。 | |
申請期限 | 2023年7月18日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | 次の要件を全て満たす団体が応募できます。 ●「医療的ケア児」等を⽀えることを主たる⽬的とする、家族を中⼼とした当事者による広域で⾮営利の「中間⽀援組織」であること ●活動対象エリアが⼀定程度広いもしくは⼀定以上の会員組織を有する団体であること ●NPO 法⼈(特定⾮営利活動法⼈)、⾮営利型⼀般社団法⼈、社会福祉法⼈、公益法⼈などの⾮営利組織であること。または、任意団体であっても定款(組織規約、運営規約等)、事業報告書、決算報告書を 作成していて、提出できること ●国、地⽅⾃治体、宗教法⼈、個⼈、営利を⽬的とした株式会社・有限会社・合同会社ではないこと ●団体の所在地が⽇本国内であり、⽇本国内を活動の拠点としている。今回の申請事業も⽇本国内の活動であること ●1 年以上の通常事業実績があること -事業活動開始が 2022(令和 4 年)年 5 ⽉以前である ●反社会的勢⼒(暴⼒団、暴⼒団員、暴⼒団員でなくなった時から 5 年を経過しない者、暴⼒団準構成員、暴⼒団関係企業・団体、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴⼒集団、その他これらに準ずる者をいう)に該当せず、関わっていないこと ●ネットワークビジネス、マルチ商法、宗教、保険、同業者による勧誘などを⽬的としていないこと ●特定の政治団体・宗教団体に該当しないこと ※活動の⽬的や趣旨が政治・宗教・思想・営利などの⽬的に偏る団体も対象外となります ●過去 3 年間の間に、団体の役員が禁固以上の判決を受けていないこと ●助成対象となった場合、団体名や活動内容を公表されることを了承すること ●助成開始後に、今後の活動への抱負、寄付者に対する謝意などお願いした際に、⽂章・写真・動画で提出すること ●助成開始後に、インタビューや写真・動画の提供をお願いした際に、これに協⼒すること ●後⽇、助成⾦の活⽤状況や活動の状況について報告を提出すること ●後⽇、パブリックリソース財団職員や本基⾦関係者が活動現場の訪問をお願いした際に、これに協⼒すること |
対象活動 | 医療的ケア児等を⽀えるために活動する「中間⽀援組織」が、組織や活動を強化する組織基盤強化や、各地域及び他の組織との連携を図ることを⽬的とした事業・活動であり、最終受益者である医療的ケア児等の⽣命を守り⼈⽣を輝かせることに資する事業・活動 〇⽀援対象事業の例 ―中間⽀援組織の活動と組織強化 ―情報ネットワーク基盤の強化 ―ファンドレイジング活動の強化 ―組織の法⼈化 ―全国各地で「親の会」「⽀援組織」の新規設⽴の促進 ―医療的ケア児等へのサービスの質の向上 ―研修の充実や情報交換の充実によりサービスの地域格差の解消 ―公的⽀援制度の改善 ―医療的ケア児⽀援法の改正に向けて政策や制度充実の提⾔ ―オンラインプログラムを提供するための整備と実施(学習⽀援、オンライン相談、⾒守り等) |
助成金額 | 1団体 1年あたり200万円まで、原則として3年間の継続助成(ただし毎年審査は行います) 総額600万円 採択予定団体 1団体(予定) |
問合わせ先 | パブリックリソース財団 |
tokumei-a@public.or.jp | |
URL | https://www.public.or.jp/project/f0157 |