本助成制度では、人と人、組織と組織のつながりのなかで、時にはささえ、時にはささえられながら誰もが安心してくらせる地域社会に向けて、「生協」と「生協以外の団体」が協働で取り組む活動を支援します。 地域において、社会課題や地域課題の解決のために、地域の多様な団体と生協とのつながりを創り、広げ、協働の力でさまざまなテーマに取り組もうとされている皆様からのご応募をお待ちしています。 「地域ささえあい助成」は地域の様々な課題を協働の力で解決することを支援しています。 本助成制度には、2022年度の制度改定から助成を開始した「協働はじめる助成」「協働ひろめる助成」と、2024年度から助成を開始する「協働たかめる助成」の3つの区分があります。 「協働はじめる助成」では、ひとつの団体では解決が困難なある課題に対し、まずは他の団体と協働関係を築きながら取り組んでみることを支援してきました。 「協働ひろめる助成」では、築き上げられた協働関係や発揮されてきた協働の力をさらに広げたり深めたりしながら、その課題に踏み込んで取り組むことや他の課題へ応用して取り組むことを支援してきました。 そして「協働たかめる助成」では、広がった協働関係を持続的なものにしながら、地域の多様な課題に向きあい、人と人、組織と組織のつながりの力で解決していこうとする取り組みを支援していきます。 | |
申請期限 | 2023年11月15日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | A 地域をささえつづけるために協議体をもつことで運営の安定をはかっていること 上記1「趣旨」のとおり、「協働たかめる助成」では、地域に根差した持続的な取り組みに向けて、協働する生協と団体が協議体(対等の立場で協議したり意思決定したりする場)をもち、マネジメントの安定をはかっている活動を助成します。 ご応募の際には、次の 3 つの項目をすべて満たしていることをご確認ください。 ア)応募時点(2023 年 10 月末日時点)で、応募生協と主要な協働団体との間に過去に1 年以上の協働の実績があること(「協働ひろめる助成」と共通) イ)助成開始時点(2024 年 4 月 1 日時点)で、協議体が立ち上げられていること ウ)協議体を構成する協働団体が 3 団体以上であること B 地域の多様な課題の解決に向けてさらなる取り組みを展開しようとしていること 上記1「趣旨」のとおり、「協働たかめる助成」では、地域の多様な課題の解決や地域のくらしの土台づくりに向け、従来の取り組みからさらに前進して取り組みを展開しようとしている活動を助成します。 ご応募の際には、次の 2 つの項目をいずれも満たしていることをご確認ください。 ア)協働団体がこれまでにそれぞれで取り組んできた活動(協議体をもとにした活動でなくても可)で一定の成果を上げていること イ)協議体をもとに、これまで取り組んできた活動を新しい取り組み方で発展させようとしたり、これまでは取り組んでこなかった活動に新たに取り組もうとしたりしていること ※ さらなる取り組みの例、特に上記イの取り組みの例としては、「他団体の活動での画期的な工夫を採り入れ自団体の活動をより効果的にする」「従来の活動に直接的または間接的に関連 する他の活動にも取り組みはじめる」「取り組む課題の幅を広げたり活動の対象者を広げたりする」等が挙げられます。 |
対象活動 | 日本国内において、地域共生社会の実現に向け、生協と生協以外の多様な団体が協働して取り組む、実践的な以下のいずれかの活動を支援します。 1. 社会課題や地域課題の解決に向けた、地域における活動 2. くらしに身近な課題やまだ広く知られていない課題の解決に向けた、地域における活動 3. 人と人や組織と組織をつなげ、取り組みを発展させていくための活動 地域の中で課題を共有し共感しながら人と人とのつながりを広げていくことや、単発の取り組みではなく将来にわたる継続、発展の可能性を重視します。 |
助成金額 | 年間 500 万円 × 最長 3 年間 = 最大 1,500 万円 年間 2,000 万円程度 |
問合わせ先 | 日本コープ共済生活協同組合連合会(コープ共済連) 組合員参加推進部 地域ささえあい助成事務局 |
contribution@coopkyosai.coop | |
URL | https://coopkyosai.coop/csr/socialwelfare/apply.html#takameru |