貧困の状況にあるこどもたちの抱える困難やニーズは様々であり、貧困の連鎖を解消するためには、制度等の枠を越えて、一人ひとりの困難に寄り添ったきめ細かな支援を弾力的に行うことが必要です。 そのため、平成 27 年度より「こどもの未来応援国民運動」の一環として、民間資金からなる「こどもの未来応援基金」を通じて、「未来応援ネットワーク事業」を実施しています。 この事業は、草の根で活動を行うNPO法人等に支援金の交付を行うことで、運営基盤の強化・掘り起こしを行うとともに、新たな社会課題や支援ニーズに対応するため、社会全体でこどもの貧困対策を進める環境を整備することを目的としています。 本事業B(小規模支援枠)は、単年度の事業費が少額の団体に対する支援の強化を求める声が寄せられていたことに鑑み、令和 2 年度(第 4 回未来応援ネットワーク事業)から、小規模での活動を行う団体に対して、立ち上げ支援などより一層の支援を実施するものです。 | |
申請期限 | 2023年9月19日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | 社会福祉の振興に寄与する事業を行う、営利を目的としない次の法人又は団体(以下「法人等」という。) ア NPO法人(特定非営利活動法人) イ 公益法人(公益社団法人又は公益財団法人) ウ 一般法人(一般社団法人又は一般財団法人) エ 社会福祉法人 オ 医療法人 カ その他ボランティア団体や町内会など、非営利かつ公益に資する活動を行う任意団体等(次の要件を満たすこと) ・理事(団体の代表者を含む)を 2 名以上置いていること(理事が 1 人の場合は、理事に事故があるとき又は理事が欠けたときにその職務を代行する者を定めておくこと) ただし、上記の法人等であっても、次に該当する場合は除きます。 ・反社会的勢力及び反社会的勢力と密接な関係にある法人等 ・過去において法令等に違反する等の不正行為を行い、不正を行った年度の翌年度以降 5 年間を経過しない法人等 |
対象活動 | 応募する法人等が自ら主催する事業であり、次のアからキまでに該当する国内に在住するこどもの貧困対策のための事業(金銭を直接給付する事業又は貸与する事業を除く。)を支援金の交付対象事業(以下「支援事業」という。)として募集いたします。 ア 様々な学びを支援する事業 イ 居場所の提供・相談支援を行う事業 ウ 衣食住など生活の支援を行う事業 エ 児童又はその保護者の就労を支援する事業 オ 児童養護施設等の退所者等や里親・特別養子縁組に関する支援事業 カ 新たな社会課題や支援ニーズに対応した事業(若年妊婦支援、ヤングケアラー支援、若者支援など) キ その他、貧困の連鎖の解消につながる事業や、こどもの貧困の背景に存在する様々な社会的要因の解消にも資する事業 |
助成金額 | 300 万円を上限 |
問合わせ先 | 独立行政法人 福祉医療機構 NPOリソースセンター NPO支援課 |
URL | https://www.wam.go.jp/hp/miraiouen_r6/ |