公益財団法人 前川報恩会 2023年度学術研究助成
(申請期限:2023年9月30日)

公益財団法人前川報恩会では、1967年の設立以来、「環境・エネルギー・食料」をキーワードに、数多くの研究者に学術研究助成を行ってまいりました。これからも、持続可能社会の実現に向けた環境親和型の技術立国を支えるべく、イノベーションにつながる世界的に先進な研究に助成を行うと共に、既存の枠組みを超え新たな知見・見識の発掘に取り組もうとする研究者を支援いたします。
とりわけ、これから研究者としての実績を積み上げんとする若手の研究者を支援すべく、萌芽的な基礎研究やフィージビリティスタディ等の助成支援を行っていきます。
是非本趣旨にご賛同いただき、積極的に応募されることを切望します。
申請期限2023年8月31日
対象地域全国
対象団体下記の要件を全て満たす方が応募できます。
1. 日本国内の大学法人、高等専門学校に所属する常勤の研究者とします。
(学生・研究生は不可とします。)
2. 年齢は、申請時において45歳以下とします。
3. 博士号取得者の方。且つ、研究の場を確保し、独自のテーマで主体性を保ちつつ研究を遂行出来る方とします。
4. 研究者代表として、申請内容に関する学会発表または論文投稿を行う予定がある方とします。
5. 当財団からの寄附金を所属機関が研究費として管理する前提のもとに、所属長が応募を承諾している方とします。
6. 助成金の経理事務を申請者の所属機関が行える方とします。
7. 企業との共同研究を予定されている研究課題に対しては、助成できません。
8. 当財団の2022年度の研究助成者は、2023年度の学術研究助成に応募できません。
なお、他の申請者の共同研究者として名前が記されることは問題ありません。
対象活動研究助成事業では、「環境・エネルギー・食料」に関する研究に於いて、下記の分野を助成対象とします。自然科学分野・工学分野を問わず、幅広い分野からのご応募をお待ちしております。
1. 農林水産物・食品の製造、加工、流通、保存、備蓄に関わる研究
〈参考例〉
・農林水産物・食品の生産技術・鮮度保持技術、長期保管技術等
・食品のフードロス削減技術
・食品製造分野における自動化、AI、センシング、ロボット技術等
2. 再生可能資源及びエネルギーに関わる研究
〈参考例〉
・資源リサイクル技術
・再生可能エネルギー利活用技術等
3. 環境保全・地球温暖化防止・エネルギー及び熱の変換、貯蔵、輸送に関わる研究
〈参考例〉
・持続可能で革新的な熱交換技術、エネルギー変換技術
・地球温暖化防止に貢献できる独創的な技術等
助成金額総額2,200万円
※1件あたりの助成申請額の上限は、300万円とします。
 申請額を限度額に近づける必要はありません。必要な金額を申請してください。
※審査の結果、申請額から減額のうえ助成する場合があります。
問合わせ先   公益財団法人 前川報恩会
MAILhouonkai@mayekawa.org
URLhttps://www.mayekawa.org/grant/scientific_research/scientific_youkou_2023.html