野村グループは「金融資本市場を通じて、真に豊かな社会の創造に貢献する」という社会的使命のもとで企業市民としてより大きな社会的責任を果たすため、資金的支援を通じて、持続可能な社会の実現に貢献することを目指し、「野村グループ基金」を創設しました。 この基金は、野村グループの寄付を原資に、公益財団法人パブリックリソース財団内の特定資産(オリジナル基金®)として設定されるものです。本基金では「みらい助成プログラム」を野村グループとパブリックリソース財団とのパートナーシップにより運営します。 本基金・みらい助成プログラムでは、社会課題の解決と新たな価値創造を目指し、先駆的でイノベーティブ(革新的)な取り組みや他のモデルとなりうる取り組みに対して資金支援を行います。 | |
申請期限 | 2024年5月10日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | NPO法人(特定非営利活動法人)、非営利型一般社団法人、社会福祉法人、公益法人などの非営利法人。 「②環境課題解決のために」の分野では、森林組合、労働者協同組合、事業協同等の協同組合も対象とします。 |
対象活動 | ①社会の明日のために(教育・研究、災害支援、医療・福祉) 困難を抱える人々を支援し、多様性(ダイバーシティ)、公平性(エクイティ)、包括性(インクルージョン)を備えた社会の形成につなげる活動を重視します。 【2024 年度の助成対象】 生活困窮家庭の子どもへの学習・教育及び生活自立の支援活動を行う団体への支援 重点対象事業のイメージ ・教育や学習支援だけはなく、子どもたちの生活自立も支援し、持続的かつ自律的に生活を続けることができるような支援活動を重視します。 ・支援活動の対象は大学生までを想定していますが、特に、公的な支援が薄い世代である高校生を対象とする事業を重視します。 ②環境課題解決のために(気候変動対策、環境保全) 気候変動対策や自然エネルギーの確保、生物多様性などの保全などを通じて、地球と人類・生物の持続可能性(サステナビリティ)を確保する社会システムの実現につなげる活動を重視します。 【2024 年度の助成対象】 持続可能な森林の維持・保護・再生・育成の活動及び事業を行う団体への支援 重点対象事業のイメージ ・持続可能な森林の維持・保護・再生・育成を目的とした活動及び事業全般。 ・森林ボランティアなどの活動に加え、環境と暮らしの循環を視野に入れた社会的事業を重視します。例えば、森林資源の新たな活用方法の模索、エネルギー資源への転換、新たな担い手の育成、森林管理における ICT の活用、地域コミュニティや伝統の活性化など、暮らしと森林保護の循環関係を重視します。 ③文化の発展のために(文化・芸術支援、スポーツ振興) 障がいなどの困難や制約を持つ人々が、文化・芸術やスポーツを通じて、その人らしく豊かに生きるウェルビーイングや福祉の向上を増進させる活動を重視します。 【2024 年度の助成対象】 障がい者のアート活動の支援を行う団体への支援 重点対象事業のイメージ ・障がい者によるアート支援事業。特に障がい者の自立に向けての、地域づくり、教育、就労支援等との連携による持続的な事業全般。 ・イノベーティブ(革新的)な活動を重視します。例えば、地域づくり(まちづくり、地方創生、復興支援等)、教育(オープンアトリエのような生涯学習、大学等の教育機関との交流)、就労支援や働き方支援(企業との連携、デザイン使用によるプロダクツ制作)など、障がい者福祉と異分野との連携により、今後の仕組みや発展も視野に入れた事業を重視します。 |
助成金額 | ・1団体600万円を上限とする助成金支援 ・支援団体数:8団体 ・助成期間:最長2年間(申請団体が申請時に1年間もしくは2年間を選択) |
問合わせ先 | 野村グループ基金・みらい助成プログラム |
nomura-miraifund@public.or.jp | |
URL | https://www.public.or.jp/project/f0176 |