この助成事業は、生活困窮や社会的孤立状態等、国内に在住し、さまざまな困難の状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動を、資金面から応援することを目的として実施します。 | |
申請期限 | 2024年8月5日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | ○コロナ禍の長期的影響等において、国内に在住し、生活困窮などのさまざまな困難の状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動を展開する非営利団体を対象とします。 ○法人格の有無は問いませんが、応募時点で1年以上団体としての活動(事業)実績があり、応募要項に記載した全ての必要書類を提出できることを要件とします。なお、これまでの活動(事業)実績は、外国にルーツがある方に対する支援活動以外の活動(事業)を含めてかまいません。 |
対象活動 | ①生活等支援プログラム 新型感染症の長期的影響等により深刻化・長期化する生活困窮や社会的孤立などの困難な状況にある外国にルーツがある人々を支援する活動 <主な支援活動の例> ・困窮する外国にルーツがある人々への生活相談 ・働く先を失った外国にルーツがある人への就労支援 ・外国にルーツがある人々をとりまく労働環境を支え改善するための活動 ・外国にルーツがある子どもへの学習支援や学習環境の整備 ・外国にルーツがある人々への医療ニーズ等への支援 ・生活に必要な情報などの翻訳、通訳の支援 ・外国にルーツがある人への居場所提供など孤立を防ぐ活動 ・困窮状態にある外国にルーツがある家庭への食糧や日用品配布を通じた支援 ※ただし配布を主な目的とした活動は対象になりません。相談支援や学習支援など他の支援活動と組み合わせた活動は対象になります。 ②共生促進プログラム 外国にルーツがある人々の孤立を防ぎ、地域で安心して暮らす、また地域を担う一員となる多文化共生社会を実現するための活動 <主な支援活動の例> ・様々な国出身の外国にルーツがある人を含む地域住民の交流や相互理解を促進する活動 ・地域の団体(社会福祉協議会、自治会、PTA等)や民間企業などが連携し外国にルーツがある人を含む地域共生を促進する活動 ③中間支援・ネットワーク支援プログラム 外国にルーツがある人々を支援する団体の支援力向上や、つながりをつくる活動 <主な支援活動の例> ・外国にルーツがある人を支援する団体のネットワーキング活動(全国または地域) ・外国にルーツがある人への支援手法の共有や学び合いの場づくり(例:学習支援手法、出身国別の支援方法、コミュニティ形成手法など) ・外国にルーツがある人を支援する人材育成や育成ツール開発事業 ④調査研究プログラム 国内に在住する外国ルーツの人たちが抱えている、または直面している問題の明確化や課題解決の提言など、支援活動の発展に寄与する調査研究 ※調査研究を実施する体制に大学の研究者などの学識経験者を含めること、また調査研究に際しては研究倫理委員会または同等の機関による承認を得ることを条件といたします。 <主な調査研究の例> ・外国にルーツがある人やコミュニティ、地域が抱える課題やニーズの調査・研究 ・外国にルーツがある人を支援する団体が抱える課題や各団体が実践している支援手法の定量的または定性的な調査・研究 ※プログラム③と④の参考として、これまでの採択事業を本ページ最下段に掲載いたしました。ご覧ください。 ※助成プログラム①~④のいずれも、外国ルーツの人たちを支援する団体や地域の福祉活動を行う団体などとの他機関連携・協働により展開する活動を対象といたします。他機関連携・協働の例を応募要項の「9.審査及び助成決定」に記載していますので参考にしてください。 |
助成金額 | ○助成総額は下記4つのプログラムの合計で約8,000万円を予定しています。 ○1活動(事業)あたりの助成上限額は下記のとおりです。 ①生活等支援プログラム 300万円 ②共生促進プログラム 100万円 ③中間支援・ネットワーク支援プログラム 200万円 ④調査研究プログラム 200万円 |
問合わせ先 | 社会福祉法人中央共同募金会 基金事業部 外国にルーツがある人々への支援活動応援助成担当 |
kikin-for@c.akaihane.or.jp | |
URL | https://www.akaihane.or.jp/subsidies/sub-corp-prog/37006/ |