最難関の荒行、大峯千日回峰を満行し、さらに生死をかけた四無行をも満行された塩沼亮潤大阿闍梨は、行の最中の日誌に「普段私たちはいかに幸せでしょう、ご飯も食べることができない人が世界にどれほどいるでしょう。」と記されています。 世の中には、貧しさ、家庭の事情、災害など自分自身では選び取れない運命の中で、厳しい暮らしを余儀なくされている子どもや人々が現実に存在しています。そうした一人ひとりにも、夢があるはずです。その人生を下支えする助けとするために、塩沼亮潤大阿闍梨の寄付によって「塩沼亮潤 大阿闍梨基金~ともに寄り添うプラットフォーム」が創設され、大阿闍梨のお志に共鳴・共感いただける皆さまからの寄付「共感寄付」をいただき、2023年度には第1回経常助成が行われました。 その後も皆さまからの共感寄付は集まり続け、第1回と同様の基金規模まで積み立てられました。つきましてはこの度、第2回経常助成として、利他の心をもって、困窮家庭の子どもや生活困窮者の支援を地域で地道に行っている非営利団体に対して助成を行うことといたします。 また、日本国内で甚大な災害等が生じた際には、経常助成とは別に緊急助成を行えるよう共感寄付の一部をその準備に蓄えてまいります。 | |
申請期限 | 2024年7月3日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | 次のいずれかに該当する事業・活動を行う非営利団体(非営利法人または任意団体)を支援対象とします。 ・困窮家庭の子どもを支援する事業・活動 ・生活困窮者(ホームレス、居住困難者)を支援する事業・活動 ※国、地方自治体、宗教法人、任意団体、個人、営利を目的とした株式会社・有限会社・合同会社は除きます。 趣旨や活動が政治・宗教・思想・営利などの目的に偏る団体も除きます。 ※非営利の法人とは:特定非営利活動法人、社会福祉法人、公益法人、非営利型一般社団法人、医療法人、学校法人、 協同組合などの非営利法人を指します。 ※応募要項に掲げる応募要件を全て満たす団体とします(詳細は応募要項をご覧ください) |
対象活動 | 支援対象事業・活動の例(※あくまでも一例です) ・ひとり親家庭の子どもへの相談・支援・学習支援 ・子ども食堂やフードバンク等を通じた食糧や生活用品等の物資配付 ・虐待を受けた子どもへの相談・心身の回復支援・学習支援 ・雇用喪失やホームレス、居住困難に陥っている人々への支援 など |
助成金額等 | 1団体あたり50万円まで、6団体程度(予定) ※審査委員会の判断等により採択件数や助成額は変動する場合があります。 |
問合わせ先 | 益財団法人パブリックリソース財団 お問い合わせフォーム https://www.public.or.jp/contact/f0168 |
URL | https://www.public.or.jp/project/f0168 |