文化財は公共の財であり、適切な保存を図ることを優先しながらも、広く展示公開されることによって、その価値が共有されることになります。 文化財の維持・修復の事業に続けて、修復された文化財を展示するとともに、修復内容を公開することは、文化財の公共財としての価値を高めるとともに、文化財維持・修復事業の意義をより高めることに繋がると考えられます。 しかしながら、現在わが国において修復文化財の展示公開は、必ずしも十分とは言い難い状況にあります。 この助成は、文化財活用の一助として、文化財維持・修復事業が完了した文化財の日本国内での展示事業を対象に助成を行うものです。 | |
申請期限 | 2024年 11月 30日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | 次のいずれかとします。 ① 住友財団の文化財維持・修復事業助成の対象となった文化財の所有者(文化財維持・修復事業助成の助成対象者が文化財の管理者の場合はその管理者でも可) ただし、2025 年 3 月末までにその文化財の維持・修復事業が完了する予定であること、またはすでに完了していることが条件となります。 ② 上記①の者から文化財の展示について承諾を得た博物館・美術館等の運営者 |
対象活動 | 住友財団の助成による維持・修復事業が完了した文化財(以下「修復文化財」といいます)の展示事業。海外文化財も対象となりますが、原則、日本国内で展示する場合に限ります。 |
助成金額 | (1) 助成金の総額 500万円 (2) 助成件数の目処 5件程度 |
問合わせ先 | 公益財団法人 住友財団 |
bunkazai.tenji@sumitomo.or.jp | |
URL | https://www.sumitomo.or.jp/html/tenji/tenji.html |