子どもの貧困は、単に経済的な問題だけではなく、虐待や孤立など多岐にわたり深刻な問題となっています。2023 年 5 月に新型コロナウィルス感染症は感染法上の 5 類感染症に分類されましたが、急速に進む物価高騰の中、上がらない賃金問題も重なり、その影響は子育て世帯を直撃し、子ども達はますます厳しい状況に置かれています。 生活協同組合(以下、「生協」という)では、フードドライブを通して組合員から集めた食品をフードバンクや子ども食堂に寄付するなど支援の活動に取り組んできましたが、支援のニーズはさらに増えている現状があります。さらに多くの子ども達へ支援を広げるため、地域で子どもの貧困支援に取り組むアンバサダーの皆さんを応援致します。 2020 年度から全国の生協を通じて通販事業を行っている日本生活協同組合連合会(以下、「弊会」という)発行の媒体「くらしと生協」が取り組む「未来ある子どもたちを応援する助成プロジェクト」と、「子どもの未来アクション」が連携し、「子どもの貧困」支援活動への応援助成を立ち上げ、今年で 4 年目を迎えます。 弊会は、子どもの未来アクションを通して、貧困をはじめとする子どもを取り巻く多様な課題に気づき、学び、語り合い、行動することから共感の輪を広げていく運動を進めていきます。想いを一緒に子どもの未来アクションに取り組んでくださる全国のアンバサダーの皆様の活動を本助成金で応援させていただきます。ご応募をお待ちしております。 | |
申請期限 | 2023年12月8日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | ①「助成の対象となる活動のテーマ」に該当すること ② 応募者または応募団体が、子どもの未来アンバサダー登録者であること ※募集期間中に新たにアンバサダー登録いただいた方も応募可能です。 ③ 日本国内を主たる活動の場とする団体であること ※今後設立予定の団体でも構いません。 ※代表者含め、3 人以上の活動であることが必要です。 (2 人以下の場合は対象外となります) ※法人格の有無を問いません。 ④ 営利、宗教、政治、趣味などが目的の団体および、反社会的勢力(それに準ずるものを含む)団体でないこと ⑤ 生活協同組合(以下、生協)が組織として展開する事業や活動ではないこと ※例:生協主催のフードドライブや、生協が運営資金を提供している活動など ⑥子どもの未来アクションが主催する企画に、積極的に参加し、要請に応じて報告などのご協力が可能であること ⑦SNS(Facebook グループ「アンバサダーひろば」)や日本生活協同組合連合会にメールにて活動報告を掲載するなど活動報告を半期に一回程度行うことが可能であること。 ※主にアンバサダーのつどいや活動交流会への参加(登壇含む)、助成団体交流会などの助成団体向けイベントなど。 |
対象活動 | 「経済的な問題だけでなく、虐待・孤立などの家庭的な問題、関係性や機会の貧困など様々な困難に苦しむ子どもたち(学生含む)を地域で支える活動」を助成の対象とします。 |
助成金額 | 1団体 5 万円~50 万円の範囲で助成します(助成総額 400 万円予定)。 |
問合わせ先 | 主催事務局(日本生活協同組合連合会) ■「子どもの貧困」支援活動への応援助成事務局 ■子どもの未来アクション事務局 |
miraiaction@jccu.coop | |
URL | https://jccu.coop/info/newsrelease/2023/20231117_01.html |