当財団は、戦後の混乱からの復興期以来、“人種、宗教、信条”の違いを超えて、あらゆる“国家、民族、階級”間の和解の推進に努力してきました。 しかし、21世紀に入り、戦争、紛争、難民、差別、格差と貧困、そして独裁政治、非民主的政治、更に地球環境問題、科学技術のもたらす災厄、自然災害、パンデミックなど、人類の平和と繁栄への道には、大きな課題が依然として存在しています。一方、世界の国々をみますと、アジア諸国の興隆は今後ますます進むことが予想されます。 この激動する時代に於いても、全ての国の人々が相互理解を深め、平和で心豊かな世界が築かれて行くことを願い、当財団は、本年度も、「日本とアジアの未来」をテーマとし、「国際相互理解の増進」、「国際リーダー・人材の育成」、「民間公益活動の振興」という3つの分野において、微力ながら助成事業に取り組んで参ります。 なお、本年度は特に「社会的多様性を促進」する取り組みを優先的に支援いたします。例えば、DV被害やひとり親家庭への支援や貧困対策、女性や若者の政治・経済リーダーの育成や日本に住む外国人の街づくりへの参画を促すプロジェクトなど、多様な声が社会に届き、よりよい世界を築くための基盤となる活動を積極的に応援いたします。ただし、これ以外の活動を排除するわけではありません。 皆様の活動が一層の発展を遂げるお手伝いができればと願っております。 | |
申請期限 | 2024年1月15日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | 1 次のいずれかにも該当せず、かつ将来にわたっても該当しない団体であること (1)自らまたは自らの役員もしくは自らの経営に実質的に関与している者が、暴力団、暴力団員、暴力団員でな くなった時から5年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業、総会屋、社会運動等標ぼうゴロま たは特殊知能暴力集団等その他反社会的勢力(以下総称して「反社会的勢力」という。)であること (2)反社会的勢力が経営を支配していると認められる関係を有すること (3)反社会的勢力が経営に実質的に関与していると認められる関係を有すること (4)自ら若しくは第三者の不正の利益を図る目的または第三者に損害を加える目的をもってするなど、反社会 的勢力を利用していると認められる関係を有すること (5)反社会的勢力に対して資金等を提供し、または便宜を供与するなどの関与をしていると認められる関係を 有すること (6)役員または自らの経営に実質的に関与している者が、反社会的勢力と社会的に非難されるべき関係を有する こと 2 次のいずれかに該当する行為を行わず、または第三者を利用してかかる行為を行わせないことを確約する団体で あること (1)暴力的または脅迫的な言動を用いる不当な要求行為 (2)法的な責任を超えた不当な要求行為 (3)脅迫的な言動又は暴力を用いる行為 (4)名誉や信用等を毀損する行為 (5)風説を流布し、偽計または威力を用いて相手方の業務を妨害する行為 (6)その他前各号に準ずる行為 |
対象活動 | 1)国際相互理解の増進 2)国際リーダー・人材育成 3)民間公益活動の振興 |
助成金額 | 一般枠(学生団体を含む) ・上限 100万円 特別枠 ・上限 500万円(当財団からの助成実績がある場合など) |
問合わせ先 | 一般財団法人 MRAハウス 事務局 担当:渡辺 |
office@mrafoundation.or.jp | |
URL | https://www.mrafoundation.or.jp/4.html |