市村清新技術財団 市村賞 市村地球環境学術賞 第56回(2023年度)
(申請期限:2023年9月30日)

リコー三愛グループ各社を統轄した創業者、故市村清氏の昭和38年4月29日紺綬褒章受章を記念して市村賞を創設し、科学技術の普及啓発に資するとともに科学技術水準の向上に寄与することを目的としています。
今日、人類の継続的発展のためには地球環境の保全、中でも地球温暖化対策が喫緊の課題となっています。これを解決するには地球温暖化対策における非連続的で飛躍的な発展をめざした科学技術イノベーションが必要であり、その実現には自然科学をベースとした研究・技術開発はもちろんのこと、社会科学との連携も必要となっております。このような状況に鑑み、当財団は地球温暖化対策のためのブレークスルー技術に関する学術分野および環境をめぐる社会科学分野との相乗効果を狙った大学や研究機関の積極的な技術革新を起こす研究・技術開発に関する学術分野において、顕著な成果により当該学術分野の進展に多大な貢献をされた個人またはグループを表彰し、「市村地球環境学術賞」を贈呈いたします。
申請期限2023年9月30日
対象地域全国
対象団体(1)筆頭者は日本の大学ならびに研究機関に所属する研究者とします。筆頭者以外は企業等の研究者であってもかまいません。
(2)連名の場合は3名以内とします。
(3)原則として、所属機関長の推薦を得た者とします。
対象活動地球温暖化対策に関する学術分野を対象とします。具体的には以下のような分野を対象とします。
(1)エネルギーの効率的な利用のための省エネルギー技術分野
(2)化石燃料に替わる低・脱炭素型エネルギーの利用を実現するための再生可能エネルギ-技術分野
(3)高性能電力貯蔵や水素製造・輸送・貯蔵、あるいは新しい概念に基づく蓄エネルギー技術分野
(4)地球温暖化緩和、あるいは影響に対する対応策を含む技術的、社会的、制度的インフラ・システム技術分野
(5)日本の産業社会を「脱炭素経済」へと大胆に転換させることを可能にする、イノベーティブな市場、制度、政策、組織・人材のあり方を、定性的・定量的に分析する社会科学分野
助成金額市村地球環境学術賞
・功績賞(原則1件):賞金(500万円)、功績賞記念碑
・貢献賞(原則2件):賞金(300万円)、貢献賞記念碑
特別賞:賞金(2,000万円)、特別賞記念碑
問合わせ先   公益財団法人 市村清新技術財団
MAILzaidan-mado@sgkz.or.jp
URLhttps://www.sgkz.or.jp/download/science_environment/download.html?sscl=ZD_dl_icon_science_environment