「発達障がい」は、その名称が広く知られつつあるものの、障がいに由来する特性は十分に理解されておらず、生活の中での困りごとを感じている当事者もまだまだ多くみられます。 発達障がいの人は苦手なことがある一方、際立った集中力、記憶力を発揮するなど、突出した能力を生かして社会の中心で活躍する人もいます。発達障がいの人の苦手なこと、困りごとを周りがいかにカバーできるのか、その人がどのような環境に居合わせるのかが、その後の活躍を大きく左右します。 当事者の苦手なことや困り事に寄り添う支援、本人の得意分野を伸ばす活動や居心地のよい環境整備に力を注ぐ活動、または家族や支援者をサポートする活動を応援します。 障がいの有無にかかわらず、誰もが活躍できる社会を目指し、私たち朝日新聞厚生文化事業団とともに働きかけていきませんか。 | |
申請期限 | 2023年10月13日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | ・NPO法人 ・医療法人 ・社会福祉法人 ・公益法人(公益社団法人または公益財団法人) ・一般法人(法人税法上の非営利法人の要件を満たす一般社団法人または一般財団法人) ※助成対象となる事業の実施期間中に移行する場合も含む。 ・その他社会福祉の振興に寄与する事業を行う法人や、明文化された会則または規約がある任意団体 ※個人での活動は対象外。 |
対象活動 | ①「発達障がい」(当事者およびその家族等)に対し国内で支援活動を行っている法人または団体 ②「発達障がい」(当事者およびその家族等)に対し国内で支援活動を2024年4月から始める法人または団体 支援活動の例 発達障がいのある当事者への支援 ・ソーシャルスキルトレーニングプログラムの提供 ・苦手なことを補完するためのアプリ、ツールの開発 ・いじめを経験した人や不登校の人の居場所づくり、趣味の会を開催するなど ・自分の障がい特性について理解するための講座やキャリア支援 ・大人になって初めて発達障がいに気づいた本人の相談や支援、就職支援 ・本人の得意なことを伸ばしたり、生かしたりする取り組み ・キャンプや旅行など野外でのレクリエーション活動 ・文化芸術活動に積極的に参加するための活動 発達障がいの人と関わる人(家族、職場、ボランティアなど)への支援 ・発達障がいの早期発見につなげるための啓発活動(親の会による出張講座や子育て広場での相談会など) ・ペアレントトレーニングやピアサポート、ペアレントメンター(親御さんから親御さんへの支援)のための活動 ・幼稚園や保育園、学校や学童保育で発達障がいの子の対応方法を説明する活動 ・幼稚園や保育園、学校や学童保育で相談支援専門員や作業療法士などの専門家と連携する取り組みの推進 ・発達障がいの人を職場で支援するためのマニュアルや訓練プログラムの作成 ・発達障がいの人の社会的活動を企画運営するボランティアの育成 発達障がいに対する理解を広める活動や、発達障がいの人が社会で活躍することを後押しする活動 ・発達障がいの人を支援するアプリやツールの比較や、その普及活動 ・発達障がいの人の特性を生かせる職場を運営(ソーシャルファームなど) ・発達障がいへの理解を深めるための勉強会や、その成果の発信 ・発達障がいの人の得意なことを発表する場を設ける活動 |
助成金額 | ①:単年度助成(1年間で最大100万円を助成) 助成期間:1年間(2024年4月~ 2025年3月の活動に充ててください) ②:3年継続助成(1年間に最大100万円、3年間で合計最大300万円を助成) 助成期間:最長3年間。1年ごとに継続のための選考があります。 (2024年4月~ 2027年3月の活動に充ててください) 助成金額:1団体につき最大100万円 総額:年間1000万円程度 |
問合わせ先 | 朝日新聞厚生文化事業団「発達障がい」助成金事務局 |
onlyone★asahi-welfare.or.jp ※メールは「★」記号を「@」に置き換えて送信ください。 | |
URL | https://www.asahi-welfare.or.jp/archives/14976981 |