デジタル技術の進展と活用の急速な拡⼤は、新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機に加速し、私たちの日常を⼤きく変化させてきました。そしていま、生成/生成系AIの出現によって、その流れはさらに広がり、多くの領域を巻き込むようになっています。そうした転換期の時代において、さまざまな現場で実践されるデジタルトランスフォーメーション(DX)を的確に捉え、法制度の遅れなどの制度的問題、人間の創造性への影響とかかわり、倫理的問題、新しいコミュニケーションなど、デジタル技術をとりまく諸課題に対応する研究プロジェクトが求められています。トヨタ財団では、未来を見据えた議論を積極的に展開し、先端技術と共創する社会を描く、独創的で野心的なプロジェクトを募集します。 | |
申請期限 | 2025年 11月 28日 |
対象地域 | 全国 |
対象団体 | (1)プロジェクト代表者の主たる居住地が⽇本国内で、且つ⽇本語で⽇常的なコミュニケーションがとれること。応募書類の受け付けは⽇本語のみとなります。 (2)先端的なデジタル技術をとりまく社会的諸課題の解決に資するプロジェクトであること。 (3)助成期間中は財団と連絡を密に取り、財団が主/共催するシンポジウム等に参加すること。 【共同研究プロジェクト】 ・2 名以上による共同研究プロジェクトで、代表者の年齢が助成開始時に 45 歳以下であること。ただし、若手を中心にさまざまな世代による協働プロジェクトを奨励します。その他、所属・経歴等は不問。 ・文系と理系、研究者と実践者など、分野・領域を架橋するプロジェクトand/or 国際的な研究・活動に資するプロジェクトであること。設定した課題に対して、必要且つ適切な広がりをもつ分野・領域横断的なチームを形成すること。 ・書籍、映像、シンポジウム等、研究成果を広く社会にむけて発信するための計画を立て、助成期間中に達成できるよう取り組むこと。 【個人研究プロジェクト】 ・助成開始時の年齢が40歳以下であること。所属・経歴等は不問。 ・先端的なデジタル技術をめぐる諸課題に対し、若⼿研究者が独創的・野⼼的にアプローチする萌芽的研究プロジェクトであること。柔軟で新規性に溢れた発想に基づくプロジェクトを歓迎。(萌芽的/個⼈研究であることから)研究成果の発信/社会的還元の程度は問わないが、研究の社会的インパクトを意識し、個人の業績が主目的の企画内容ではないこと。共同研究等への展開が期待される将来性のあるプロジェクトであること。 |
対象活動 | 先端的なデジタル技術によってもたらされる社会的諸課題にかかわる分野 |
助成金額 | 助成金総額:4,500万円 共同研究プロジェクト:4,000万円程度(1件につき500万円〜1,000万円程度) 個人研究プロジェクト: 500万円程度(1件につき100万円〜200万円程度) |
問合わせ先 | 公益財団法人トヨタ財団 先端技術と共創する新たな人間社会 |
society-tech@toyotafound.or.jp | |
URL | https://www.toyotafound.or.jp/grant/advanced/ |