| 2011年に菱食、明治屋商事、サンエス、フードサービスネットワークの経営統合によって誕生した三菱食品は、2025年3月13日に三菱食品の母体である菱食の前身「北洋商会」の設立から数えて100周年を迎え、その周年事業の施策の一環として、本基金を設立することとしました。 本基金は、経済的困窮家庭、様々な災害や疫病拡大を原因に急激に生活維持が困難な状況に陥っている家庭、低所得の単身高齢者など食糧支援を必要とする人々が増加している中、「多様な食を持続的に供給し続けたい」、「食を通じて地域・コミュニティの活性化に貢献したい」との想いの下、各地域で活動するフードバンクの組織や事業運営体制の整備や新たな仕組み構築、さらなる事業の拡充を図ることを支援します。 こうした基盤整備や運営体制充実を通じて、「いのちをつなぐ食のサプライチェーン」を構築・強化し、生活に困窮し、日々の「食」に困っている生活困窮者に対して、少しでも多くの食を着実に届けることのできる仕組み構築の一助を担うことを目的とします。 | |
| 申請期限 | 2026年1月30日 |
| 対象地域 | 全国 |
| 対象団体 | 次の要件を全て満たす団体 ・特定非営利活動法人、社会福祉法人、公益法人、非営利型一般社団法人、財団法人、協同組合などの非営利法人であること。 ・国、地方自治体、宗教法人、個人、営利を目的とした株式会社・有限会社・合同会社ではないこと。 ・団体の所在地が日本国内であり、日本国内を活動の拠点としている。今回の申請事業も日本国内の活動である。 ・3 年以上の法人としての事業実績があること。 事業活動開始が 2022 年(令和 4 年)11 月以前である。 ・直近年度の経常収入が申請助成金額より大きいこと。 ・反社会的勢力(暴力団、暴力団員、暴力団員でなくなった時から 5 年を経過しない者、暴力団準構成員、暴力団関係企業・団体、総会屋等、社会運動等標ぼうゴロ、特殊知能暴力集団、その他これらに準ずる者をいう)に該当せず、関わっていないこと。 ・ネットワークビジネス、マルチ商法、宗教、保険、同業者による勧誘などを目的としていないこと。 ・特定の政治団体・宗教団体に該当しないこと。 ※活動の目的や趣旨が政治・宗教・思想・営利などの目的に偏る団体も対象外となります。 ・過去 3 年の間に、団体の役員が禁固以上の判決を受けていないこと。 ・助成対象となった場合、以下の内容を了承し、これに協力すること。 ➢ 助成開始後に、活動概要や寄付者へのお礼、事業実施に向けた抱負メッセージの提供をお願いした際に、これに協力すること。 ➢ 助成開始後に、インタビューや写真・動画の提供をお願いした際に、受益者のプライバシーに配慮した上でこれに協力すること。 ➢ 助成金の活用状況や活動の状況について、報告書(写真・動画等含む)を提出すること。ただし、活動内容等で特に人権や個人情報保護等の観点から内容の秘匿が必要な場合はご相談ください。 ➢ 団体名や組織概要、活動内容、活動状況、報告された内容などを、パブリックリソース財団及び寄付者の事業報告書やウェブサイト・各種 SNS 等での活動紹介に同意・協力すること。 ➢ 寄付者とのコミュニケーションや情報共有の機会を可能な限り設けることに努めること。 |
| 対象活動 | 各地域で活動する中堅クラス以上の「フードバンク」が組織や事業運営体制(資金・人材・情報システム等)の整備を図り、さらなる事業の拡充を図ることを支援します。 「食の支援」において、組織や事業運営体制の整備や新たな仕組み構築を目指す非営利法人を支援対象とします。 <支援対象となる団体> ・地域のハブとなることを目指す中堅クラス以上のフードバンク ・フードバンクとしての組織基盤、事業基盤の強化を目指す団体 ・地域密着のフードバンクや子ども食堂、フードパントリーと協力関係を持ち、ネットワークの中核として食材や物品、資金の調達から食支援団体への物資提供、支援対象者へ支援サービスが届く事業モデルの構築を目指す団体 ※「3.応募要件」に掲げる応募要件を満たす団体とします。 <支援対象となる事業・活動・取組みの例> ① 組織基盤の強化 人材・組織力、経営・財務力、ガバナンス・コンプライアンス等、活動を支える土台である組織基盤の強化 ② 事業基盤の強化 食品の供給元の拡大、新規設備・新規システム導入による配送網の改善強化、行政・企業・地域団体との連携、管理体制の確立等、事業基盤の強化 ③ 新規事業の開発 新たな企業連携や地域密着型モデルの確立、デジタル化の推進、新規事業の開発、モデル事業の横展開等 |
| 助成品 | 1団体あたり1,000万円を上限とする助成金支援 助成対象団体数:5団体程度(予定) |
| 問合わせ先 | 公益社団法人パブリックリソース財団 「三菱食品 これからの 100 年基金」 |
| mitsubishi.shokuhin-100yearsfund@public.or.jp ※弊財団ではリモートワークを実施しております。お電話でのお問い合わせの場合、時間を要する場合がありますので、お問い合わせフォームのご利用をお願いいたします。 | |
| URL | https://www.public.or.jp/project/f180 |