赤い羽根福祉基金「盛和塾 リスタート(再就職)応援助成」2026年度
(申請期限:2026年1月16日)

中央共同募金会では、「盛和塾(京セラ株式会社創業者 故・稲盛和夫氏主宰の私塾。2019年末に解散)」からのご寄付を財源として、2018年度より児童養護施設等退所者への支援を目的に赤い羽根福祉基金「盛和塾 社会人定着応援プログラム」を実施しています。
児童養護施設等の退所者の中には、高校や大学卒業後に就職したものの、さまざまな理由で就労継続が困難となり、家族等の支援もなく次の就労先を探さなければならず、困難な状況におかれている人が少なくありません。近年、行政による公的支援制度も充実し支援の幅は広がりつつありますが、決して十分とはいえない状況です。
そこで、本助成事業は、児童養護施設等の社会的養護(里親含む)を退所した人が、離職後、再就職をめざす際に、金銭支援も含めた伴走型支援を行う施設・機関を支援することを目的に実施します。
申請期限2026年1月16日
対象地域全国
対象団体下記の機関・団体のうち、①~⑤のすべての要件を満たす場合を対象とする。
●児童養護施設
●児童自立生活援助事業所Ⅰ型(自立援助ホーム)
●児童家庭支援センター
●フォスタリング機関
●退所児童等支援事業所(※社会的養護自立支援拠点事業を受託していることを要件とします。)
<要件>
①退所者を支援する担当職員が定まっていること。
②支援対象者の相談支援に際し使用する「支援計画書」の様式を策定していること。
③施設や団体に関する情報や活動実績をホームページで公表していること。
④支援に関わる人員の体制が整っていること。
⑤行政や他団体との連携があること。
対象活動支援対象者の要件
以下のすべての要件を満たす者が生じた際、本助成により支援を行うものとする。
●社会的養護等の施設(里親含む)に在籍していた経験がある者。
●就労(アルバイト含む)した経験があり、再就職をめざしている者。
●年齢が概ね35歳までの者。
●過去にこの助成を受けていない者。
●支援計画書を提出する段階で無職の状態にある者。
ただし、生活を維持のためのアルバイト等の短期の就労については、目指す就職先が決まるまでは認めることとします。その具体的な短期の就労内容や就労予定期間について支援計画書に記載してください。

対象外となる例
・現在、児童養護施設や里親等へ措置されている者。
・高校や大学、専門学校等に在学中の者。
・就労経験のない者。
・就労中の者。
・社会的養護自立支援拠点事業(社会的養護自立支援事業)の対象となっている者。
・その他、生活保護等の公的な支援制度で生活費が支給されている者。
※ただし生活保護を受給している場合、生活にかかる経費は対象外ですが、求職活動にかかる経費については、下記2つの要件を満たす場合のみ対象となります。
①支援対象者本人の再就職の希望が明確であること。
②生活保護費で生業扶助により「高等学校等就学費」「技能修得費」「就職支度費」等が支給されない場合。
助成金額●支援対象者(=2026年度に支援が必要となると想定される支援対象者)1名あたり:助成上限額30万円
●施設・機関あたり:助成上限額150万円
※30万円×5名を想定しておりますが、150万円の範囲内であれば支援対象者数が5名を超えてもかまいません。
問合わせ先社会福祉法人 中央共同募金会 基金事業部(盛和塾「社会人定着応援プログラム」担当)
MAILouen(at)c.akaihane.or.jp ※(at)を@に変えて入力してください。
URLhttps://www.akaihane.or.jp/subsidies/sub-corp-prog/43238/